島根・鳥取神話の旅
このエントリは大阪のホテルの部屋で書いている。ここまで来る間に,島根・鳥取の神話のポイントをいくつかめぐってきた。
4月3日のJAL1667便で羽田を出発。A300のクラスJはほぼ満席。予定より10分ほど遅れて出雲空港着。ジェット気流が向かい風だったかららしい。毎年出雲に来ているが,飛行機で来るのは今回が初めて。窓際の席が取れなかったのは残念だが,島根半島・宍道湖などを少し離れた窓から望みつつファイナル・アプローチ。出雲空港の滑走路の片方は宍道湖に突き出す形になっているが,今回は反対側から着陸。
空港内のレストランで一休み。展望デッキの内側で,飛行機がよく見える。エアバンドを聴きながら離着陸を見る。といっても,便数の少ない地方空港なので,やや面白味に欠けるのはいたしかたない。こうした空港では連絡バスのダイヤも飛行機に接続する形になっており,それを逃すとバスがない。しかたなくタクシーで出雲市内に移動。この日は出雲市泊。
翌日は出雲大社へ。半ば毎年恒例になっている。一畑電鉄で,川跡乗り換え。出雲大社前駅で荷物をコインロッカーに預けて行く。雨が降ったり止んだり。まだ朝早い(9時前)なので,人は少ない。やはり神社に参拝するのは人が少ないほうが気が散らなくてよい。参拝後出雲そばの店に行き,割子そばを食べる。なぜか出雲のそば屋は昼食時間前から開いているところが多い。
そばを食べてからバスで日御碕神社へ。ここには前にも一度行ったことがある。たしかこの時は雨が土砂降りだった。今回は天気が目まぐるしく変わる。神話に出てくる稲佐浜のそばを通ってバスは日御碕へ。神社に参拝した後,そのままバスで引き返すか,1本後のバスにして灯台まで行くかちょっと迷ったが,灯台には前回行ったので今回はパスすることに。出雲大社の正門前でバスを降り,古代出雲歴史博物館に行くことにした。建築家による複数の出雲大社の復元模型が興味深い。神話シアターでオオクニヌシの神話のビデオを見る。その後一畑電鉄で松江に移動し,松江泊。
翌日は松江駅前からバスに乗って美保関ターミナルへ。美保神社に行くためだ。一畑バスの終点は美保関町民バスのターミナルになっている。ここからさらにこの町民バスで神社まで行く。美保はコトシロヌシが国譲りの返事をした場所とされており,美保神社もコトシロヌシを祀っている。エビス信仰には蛭子信仰とコトシロヌシ信仰の2系統があり,ここは後者の総本社的存在だ。ちなみに,福男で有名な西宮神社は前者の系列。
神社参拝後少し時間があるので昼食。バスの終点近くの店に入る。1000円の定食のみとのことで,それを注文。刺身2品に干物と小鉢。コノシロらしき魚の入った吸い物がつく。その後来た道をたどって松江駅に戻り,特急スーパーまつかぜで鳥取に移動。山陰では特急列車は指定席+自由席の2両が標準で,きわめてシンプル。
鳥取では外に出て飲んだ。ホテルの近くの大衆割烹。ブリやエビの刺身やカレイの唐揚げをいただく。瑞泉という日本酒を飲む。瑞泉と言えば沖縄の泡盛が有名だが,こちらはすでに書いたように日本酒で,岩美で作られているそうだ。
4月6日は白兎神社に行った。鳥取駅からバスで約40分。オオクニヌシに教えられて白兎が体を洗ったという池もある。道の駅が整備されていて,国道をまたぐ歩道橋が工事中。目の前の海岸は白兎海岸という名前で,ここで一連のできごとが起こったとされている。オオクニヌシと白兎の石像もある。神社に参拝して海岸でしばし休息した後,鳥取駅に戻り,白兎の名前のついた特急「スーパーはくと」で神戸・三ノ宮へ。停車のアナウンスの前に流れるメロディは「大きな袋を肩にかけ…」の「だいこくさま」だ。
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